2025年5月4日日曜日

Filamet(TM)の金属MEXビジネスモデル

【珈琲ブレイ句】米国のThe Virtual Foundry, Incによる金属MEXのビジネスモデルをメモしておきます。金属フィラメントだけでなく、プログラム式電気炉から脱脂焼結セットまで販売しています。金属MEXを楽しめるビジネスモデルの世界がここにあります。アートペンでも積層OKということなので子供に造形してもらってもいいし、FFFプリンターがあれば高専の教材にもなりそうです。 なぜ焼結カーボンでるつぼに蓋をするのか?など冶金学も学べます。そうしてMIMを身近に感じてもらえるようになるはずです。

金属フィラメント:金属11種、Φ1.75&2.85mm (6061,IN718,316L,630他)

3Dプリンター:FFF式、機種を選ばない。アートペンでもOK。

プログラム式小型脱脂焼結炉:1970$、110V、MAX1260℃

自宅で脱脂焼結セット(Filamet™キット):SUS316Lセット/セラミックるつぼ、フィラメント 0.5kg、アルミナ 300mL、スチールブレンド耐火物 1kg、焼結カーボン 0.5kg。

Filamet™キットの脱脂焼結手順:① 《準備》るつぼに 3Dモデルを入れスチールブレンド耐火物で埋める。②《脱脂》 るつぼを電気炉に入れて、204℃×2H、保持2H、427℃×2H、保持2H、炉冷後に取り出す。③《焼結》るつぼ上部を焼結カーボンで埋めて炉に戻す。593℃まで急昇温、保持2H、焼結温度1232℃(SUS)まで2H、保持4H、593℃×6H冷却してヒーターOFF、炉冷