MIMの焼結で導入されているガスと、密度と特徴(注意点)をまとめておきます。
【珈琲ブレイ句】導入ガスに期待する効果は、ステンレス鋼であればCr蒸発を抑えるための圧力制御になります。この時、Ar+H2が一番密度が高くなったという報告1)があります。H₂ガスは、酸化物還元(MO + H2 → M + H2O)、粒界拡散促進効果(ネッキング増加、高密度化)が期待できますが、表面の脱炭に注意が必要です。N₂ ガスは、安価で使いやすいですが、炭窒化物形成や固溶(N2 → 2N)作用があるので、客先スペックとのすり合わせが必要、逆に窒化物生成や固溶強化を利用する新しい方法も提案できるかもしれません。
1)Effect of Sintering Temperature and Atmosphere on Corrosion Behavior of MIM 316L Stainless Steel (2011)