大学の先生と、臨界粉末量の測定を始めた。
臨界粉末量「Critical Solids Loading」の定義は「粒子が外圧なしでできるだけ密に充填され、粒子間の全空間がバインダ―で充填される組成である状態」の金属粉末量である。
最初の実験で衝撃的なことがわかった
A社の最新水アトマイズ粉末(D50=6μm)の臨界粉末量を、ラボプラストミルを使った混錬トルク法で調べた結果、私の予想を大きく裏切ってくれた(良い方向に)。
私の予想(推定値)より臨界粉末量が10%も多い結果となった。あまりにも予測から乖離しているので確認実験を行なった。結果は再現した、この粉末の実力で間違いない、凄い。
測定に使用したバインダをステアリン酸単体としたので実際のバインダではないが、もしこの組成でMIMフィードストックを製作し、成形できれば「収縮率最少化」が実現でき確実に焼結精度は向上する。
臨界粉末量「Critical Solids Loading」の定義は「粒子が外圧なしでできるだけ密に充填され、粒子間の全空間がバインダ―で充填される組成である状態」の金属粉末量である。
最初の実験で衝撃的なことがわかった
A社の最新水アトマイズ粉末(D50=6μm)の臨界粉末量を、ラボプラストミルを使った混錬トルク法で調べた結果、私の予想を大きく裏切ってくれた(良い方向に)。
私の予想(推定値)より臨界粉末量が10%も多い結果となった。あまりにも予測から乖離しているので確認実験を行なった。結果は再現した、この粉末の実力で間違いない、凄い。
測定に使用したバインダをステアリン酸単体としたので実際のバインダではないが、もしこの組成でMIMフィードストックを製作し、成形できれば「収縮率最少化」が実現でき確実に焼結精度は向上する。