2019年1月27日日曜日

国内におけるMIM開発材料のトップは?

1988~2018年(31年間)のMIM材料開発論文146報を調べた結果・・
(粉体および粉末冶金、日本機械学会、その他の公開論文)
チタン・チタン合金がトップでした(ちょっと意外でした)。
続いて機械構造用鋼(SC、SCM、Fe-Ni、4100、4600)
やはりステンレスはオーステナイト系(SUS316L,304L)が一番多い。
近年の注目は、航空機狙い?のNi基超合金やTi-Al合金、医療用のTi合金でしょうか。

《パレート分析結果》
材料分類 件数 累計 累計%
チタン、チタン合金 37 37 25%
機械構造用鋼 30 67 46%
オーステナイト系SUS 26 93 64%
工具鋼 11 104 71%
磁性材料 8 112 77%
マルテンサイト系SUS 7 119 82%
析出硬化系SUS 5 124 85%
二元系金属間化合物 5 129 88%
3 132 90%
Ni基超合金 3 135 92%
その他 11 146 100%
146