【今回すべて珈琲ブレイ句】
混錬実験で厄介なのはレシピにPOMを使うときである。とにかくヤンキーで他の材料との相性が悪い、なかなか混ざらないのである。BASFのMIM材は、POMに10%のPEで構成されていることもあり、確かにこの組み合わせは多少良かった。これは相溶性の問題という事らしい。相溶化剤なるものを発明すれば混ざるらしい。
そういえば、「ペットボトルのリサイクル」はどうしているのであろうか、キャップ(PE)は外しても、本体容器(PET)の首にはPEの輪が残っている。そんな疑問を海外のYouTubeが答えてくれた。
リサイクルの手順は次の通り・・・・・
①細かく粉砕する
②水で洗う
③水中で分離させる
④PET片だけを集めて、繊維に加工する
繊維になれば、綿や布が作れる。
繊維になれば、綿や布が作れる。
同じプラスチックといってもPETとPEは分ける必要があるということである。混ぜても工業的に利用できる良い材料にはならないのでしょう。ここで、感心したこと。PEとPETを分けている方法に密度の差を利用しているところ。PETは水より重たい(1.38g/cc)、一方PEは水より軽い(LD0.91、HD0.95g/cc)、PE片は水面に浮くので分離できるのです。