2020年6月5日金曜日

POMとPEが一緒だと溶かしやすい

金属であれば、合金にすると融点が下がるが、プラスチック樹脂には融点降下はない。わかっているがやってみた。

事前にPOMPEペレット(重量比50:50+酸化防止剤少々)を混ぜ同時に混錬機に投入した。結果、POM単品より溶けやすかった。PEの融点が低いので、呼び水の働きをしてくれたようだ。 柔らかくなってきたら、粉末を少し投入する。しばらくして、ワックス、脂肪酸類を、粉末と交互に、添加していき混錬する。今回は、異臭が発生しない。

【まとめ】
POMPEの相性抜群 同時混錬良好
・異臭が発生しなかった、変化点はSAの有無、ペレット乾燥の有無(未検証)。
・混錬温度180~200℃ 1時間
POM,PE 乾燥80℃ 30分間


【日曜MIM知るINDEX】MIM指南書増補セルフ

【いつでもオンデマンド講習会】 【MIM技術伝道士HP】