2020年6月10日水曜日

金属粉末3Dプリンターが作れる材質は凄い?

手元の溶融積層金属3Dプリンターのカタログのマテリアル欄には、今後のリリース予定の各種材料が記載されている。「チタン合金Ti6AL4V、アルミニウム6061,7075、インコネル625*1」素晴らしい。発表が待たれる。

【珈琲ブレイ句】
AM製のアルミの試作ニーズが多いのは感じています。このブログでも「アルミのMIMは存在しないのか」が閲覧数3位です。ニーズはあれど、アルミを製造してくれるMIMメーカーはあるかな? 試作なら石膏型を使った鋳造品の方がいいし、量産はADCになるのだから初めから同じ金属(ADC)で試作品を作った方がいいと思ってしまいます。それから、活性金属のチタンを含有する合金は、たしか高真空じゃないと「良いもの」はできなかったと思います。ロータリーポンプでは真空度が二桁低い・・・。
*1 インコネル625 Ti、Alの規格は0.4%未満なので、量が少ないから、あるいは、初めから少なくすれば(規格上ゼロでも可)、低真空でも焼結できるということですね・・


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