2025年6月26日木曜日

BASFフィラメントは共押出成形で造られているのか問題

 【珈琲ブレイ句】BASFの金属フィラメントUltrafuse®は、数十μmの軟質樹脂がコーティングされていると言ったら、コーティングじゃないよと指摘されました。彼が言うには「共押出成形法(中央を金属フィードストック、外皮を軟質樹脂の同時2色押出成形)」で造っていると言うのです。見てきたのかと突っ込みたくなりましたが、たぶん正解でしょう。

世の中にはすでに2色の樹脂フィラメントは商品化されているので技術的には可能です。

《追考》:押出金型(ノズル、ダイ)の外側を「コーティング・ダイ」と呼ぶことがあるので、外皮をコーティングと表現しても間違いではないようです。

《メモ》Forward-AM社(BASF)が自ら金属フィラメントUltrafuse®の積層を検証した3Dプリンター:Bambu Lab(P1P,P1S,X1-Carbon,X1E)、BCN3D(SigmaR19)、Intamsys(Funmat Pro 410)、Prusa(XL)