【珈琲ブレイ句】近年Metal AMの発展は凄まじいものがあります。MIM-Like AMでも、多種多様の新しい工法が登場しています。でもその完成度は個々に違います。そのレベルを示すものさしとして応用できる「TRL」をここに共有化しておきます。この物差しで新工法を層別できそうです。 SBAMのBJTとMEXはTRL8~TRL9の完成された技術ですね。
TRL(技術成熟度レベル)Technology Readiness Level
TRL1:基本原理の観測と報告 - 新しいアイデアの着想段階。
TRL2:技術コンセプトの策定 - アイデアの具体的な応用方法を検討。
TRL3:概念実証 - 要素技術の試作と実験室での概念検証。
TRL4:実験室での技術検証 - 要素技術を統合し、実験室で検証。
TRL5:使用環境に応じた条件での技術検証 - 試験環境で動作確認。
TRL6:使用環境に応じた条件での技術実証 - 試験環境で継続的に動作確認。
TRL7:実運転条件下でのプロトタイプシステム実証 - 実際の運用環境でプロトタイプを実証。
TRL8:システム完成・認証 - 市販可能な実機が完成し、認証される。
TRL9:システム運用 - 市場投入され、実際に運用されている。