【珈琲ブレイ句】SCSKデジタルエンジニアリングフォーラム2025DAY3に参加しました。いくつかメモしておきます。
技術的分類「Direct:粉末溶融凝固技術」「Indirect:粉末焼結技術」
①レーザー・Direc:スポット径を大小自由に制御できるレーザー発振装置「nLight社、AFX-1000」、《効果》積層時間短縮、品質良好。
②スーパーエンプラ材:SOLIZE PARTNERS社 タグチメソッドのパラメータ設計を使って設計されたミニ四駆の筐体により公式コースで1秒短縮させた。曲げ強度を重視した軽量化設計による。
③鋳造用砂型・Indirect:木村鋳造所、S-MAX(ExOne)、フラン自硬性鋳型、Metal AMとの選定境界線の目安は、鋳鋼20Kg+生産数5個の採用が多い。 生産量が多ければ従来のロストフォーム鋳造へ、小物品は苦手なので光造形3Dモデル利用の精密鋳造(そっくりCAST、DIGITAL CAST)を選ぶ。
④最近はMetal AMで試作だけでなく量産品を製造することも始まっている。その目的・メリットとは、
《金型不要》リードタイム短縮、金型管理レス、設計自由度が高い
《形状自由度が高い》一体化(小型化、計量化)、要素の高密度化(レイアウト自由度向上、高性能化、小型・軽量化)
データセンターにおける『高性能ヒートシンク』の量産化はすでに始まっているようだ。