2019年8月14日水曜日

もしも自分がMIMメーカーだったら

もしも自分が国内のMIMメーカーだったら
「これからどうやって成長するべきか」
 無責任に空想してみた。

【自分の力】
・独自性のMIM技術を持っているのか
・差別化技術は何だろう
 マイクロを狙うのか、巨大を狙うのか
 高精度化、高機械的特性、超合金、ターゲットを絞り・継続
・小回りの利く、敷居の低い提案営業で差別化
 ワンテーブル営業、工場ショールーム化 
・自社の技術の幅を広げる  ワンストップビジネス化、
(フィードストック内製化、金型内製化、二次加工複合化)
【売り手:粉末材料】
・粉末のQCDが優位であること(良い、安い、早い)
 高タップ密度、球状化、微細粉末~、短納期
・常に開発している、業界のトップランナー
【買い手:お客様】
・自分のお客様を絞る(決める)
 マクドナルドのお客様か、モスバーガーのお客様か
  ほどほど品質で安価なものがほしいお客様
  リーズナブル価格で高品質がほしいお客様
・開発仕様変更に臨機応変に対応してほしい
・先行試作から対応してほしい
【新規参入同業者】
・人件費の安い海外でのMIM製造参入
 その傾向:小物、少品種多量生産、市販フィードストック使用
MIM技術のオープン化(すべての基本特許が切れている)
・専門コンサルタントの出現「誰でもMIM化時代」
【代替工法】
・金属3Dプリンターの出現
 「MIMの相棒として考える」
 「金属3D-AMからようこそMIMへの時代が始まる」