TCTとは「Time Compression
Technology」の略で、直訳すると「時間圧縮技術」である。それを実現する手段がAM技術であり、そのひとつが、3D金属積層技術である。100社を超える企業が参加、3Dプリンターだらけであった。
【面白かったもの】
・ExOne バインダージェット Innovent
・ヘガネス バインダージェット(DIGITAL METAL DM P2500 会場プレゼン)
・DesktopMetal(溶融積層)
・DesktopMetal(溶融積層)
・BASF 溶融積層用MIMフィラメント(3月から国内販売らしい)
・高温樹脂用 溶融積層装置 FUNMAT HT (装置内の環境温度を高くできそうでBASF-MIMフィラメントに対応できるのかも?)
【珈琲ブレイ句】バインダージェット方式では、ExOneも素晴らしいけど、やっぱり老舗ヘガネスの技術は一日の長があります。展示品の「鎖帷子(くさりかたびら)」は繊細でしなやかで感激しました、このレベルはまさに宝飾品そのものです。2015年から造形サービスを始め、現在その数50万点。実践で鍛えた百戦錬磨の技術力はピカ一です。会場隅でヘガネスが行ったプレゼンの中でMIMとの比較がありました。『この装置で造形した製品の相対密度は96%ですが、さらにHIP処理を行うとMIM相当の密度になります。』 つまり、「MIMの方が、品質が上」ということを公言し認めているのです。やはり「AMからようこそMIMへ」の流れは、技術的にもある、と再認識できたのです。