日本製水アトマイズ粉末が優れているところを、項目を足してもう一度メモっておく。
・球状&極少サテライト粉末
・微細粉末の収率向上による低価格化(マイクロ~普通MIM用粉末)
・高タップ密度粉末(粒度分布の裾野巾管理、多峰分布配合技術)
・高焼結密度粉末(高タップ密度&最大径カット)
・高ロバスト性粉末(焼結温度バラツキに影響を受けない、ピン止め)
【珈琲ブレイ句】昔は「水アトマイズ粉末=異形粉末」という扱いでしたが、日本の技術がその常識をひっくり返しました。推測ですがアトマイズ水ジェットに富山県に本社を置く世界に誇るS社製超高圧水ジェットポンプを使っていると思います。特許級技術としては、タンデッシュから落下させる溶湯形状の改善および溶湯温度の最適化管理、アトマイズさせる水ジェットの頂角と旋回角の最適パラメータ設計による粉末品質(形状、径、凝集)の向上と収率の向上(コストダウン)を実現させています。地味ですが日本の技術力は凄いのです。(注意:上記5項目を1社がすべてカバーしているという事ではなく個性がありますので目的別に会社を選びましょう。)