私が薦める方法は、「ラボプラストミルを使った混錬トルク法*1」で調べる方法です。それも金属粉末にバインダーを加えていく方法が、クリティカル値(最大値)を発見しやすいです。ある大手フィードストックメーカーもこの混錬トルク法で臨界粉末量(バインダー量)を決めているという記事がありました流石です。
でも、ラボプラストミルを保有していない場合はどうするか、ひとつの方法はグリーン体の密度を測定する方法*2です。さらに、CSLはタップ密度と比表面積の回帰直線で近似させる*3ことができるので、暫定実験で採用することができます。
*1、2、3の詳細は、MIM指南書 3.3.3 CSL測定法に載せています。