【珈琲ブレイ句】 tctの3Dプリンティング&AM技術の総合展へ最終日の2/3に行ってきました。新たな気づきは3つ。①企業の統合・合併により規模拡大、技術統合 ②加飾という新たなMetal AMニーズの登場(Gショック)最後は③受託サービスの拡大です。
MIMの仲間であるMIM Like AM(Sinterbased Metal AM)でも国内受託サービスが始まっていました。STLデータを送れば、造形、脱脂、焼結して送り返してもらえます。造形はMEX方式で、時間は造形7H、脱脂4H、乾燥1H、焼結30Hということなので最短リードタイムは4~5日+輸送となり早いです。国内で試作できることは素晴らしいことです。値段も結構お手軽でした(1個5万円くらい)。最後にメイドインジャパンで秀逸な設備を一つ。それは「MIM Like AM用小型脱脂焼結炉」です。この脱脂焼結炉はBJTだけでなくMEXも可能でありMIMも脱脂・焼結できます。またコスパもよいのです。技術的に懸念していたタイトボックスは量産炉とほぼ同じ形式に改良されていたので安心しました。
「MIM Like AMからようこそMIMへの時代」関連業界は、その頂上を目指して確実に登っていると実感できました。