2019年2月15日金曜日

最新MIM材利用AMの3D積層装置

20192月現在】
MIMと共存共栄が期待されるAM技術の金属3D積層装置をまとめる。
条件は、MIMと同じレベルの金属粉末を使い「脱脂・焼結」を行う3D積層装置。

《方式1》パウダーベッド&バインダージェット
Digital Metal (ヘガネス社)
ExOne-Sand Printing Process
HP Metal Jet (ヒューレットパッカード社とパーマテック社のコラボ)

《方式2》MIMフィードストックを積層する
The Metal X (巻き線フィラメント)山形大学が国内先行導入中・・
Desktop Metal (棒状フィラメント)
AIM3D(ペレットを使う)
Ultrafuse316LX (BASF社の巻き線フィラメントのみ提供するビジネス)

ずいぶんAMの選択肢が増えてきました。
これらのMIM材の3D積層装置で試作を行い、量産はMIMで。
AMからようこそMIMへ」が新ビジネスモデルですね。

『ことば』
フィードストック:金属粉末(パウダー)とバインダーを混錬・造粒したもの
フィラメント:3D積層装置に使う材料で線状・棒状のもの
ペレット:成形機に入れる粒状成形材料(フィードストックの造粒物)