INARIは安価で少ない材料で成形ができるので,研究開発に重宝している。しかし,玉に傷な部分があり改造した。
《イマイチなところ2つ》 ひとつ目「シリンダーがノズルと一体である」そのため,材料替えがめんどくさい。 ふたつ目「材料供給パイプの強度が低い」そのため,全体重を乗せて射出すると内圧でパイプが膨張する。一度破裂させたことがある。
《対策》
分解式シリンダーを造る。
《仕様》
シリンダー:ノズル分解可能。材質,NAK80(金型材料)HRC40
製造:金型メーカーに依頼した(大学から)
コスト:純正品より少し高いが,作業性,寿命を考えればお得。
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ポイント:純正パイプには膨れ防止の針金を巻いているところ。
針金補強から、本格的なブロックでパイプを補強するため、固定板を作り替えました。パイプは軽く圧入しています。)結果:パイプ変形なし、ヒートシンクの働きもあり、完璧です。