2024年5月23日木曜日

粉体粉末冶金協会の2024年春季講演大会

粉体粉末冶金協会の2024年春季講演大会の内容を,「MetalAM」と「MIM」に関するものだけ発表数をまとめておく。

積層造形(Metal AM)では、PBFが14件、DEDが4件、エアロゾルのADが1件、BJTが1件である。一方MIMは2件で超合金の研究である。

*PBFの熱エネルギーはレーザー(L-PBF)が主流で、SLMも同義とした。

*DEDは溶射方式(DMG-MORI)、電子ビーム溶接、および電子ビーム(JEOL)を含めた。

【珈琲ブレイク】MIMは完成した成熟期の技術であり、日本の研究ターゲットは超合金に移っています。一方積層造形(Metal AM)は、導入期が終わり次の成長前期のドアを開けたところでしょうか。各メーカーが実用化研究を始めています。さらに積層造形のJIS規格用語(ASTM)に対応していない用語も使われており、ポジティブに考えると新技術がまだまだ登場しているということでしょう。MIM-Like AM(Sinterbased Matal AM)の発表がBJT(EX-ONE)の1件と少なくて残念でした。

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