2018年1月21日日曜日

MIMメーカーの4M

4Mは「Method」「Material」「Machine」「Man」です
(過去の投稿と重複しますが)
まとめると・・

Method製法(樹脂材含む)
Parmatec法(米)溶媒脱脂 (国内1社)
Witec法(米)加熱脱脂 (国内最多)
BASF法(独)硝酸・触媒脱脂(欧州、中国に多い)
AMAX法(米)溶媒脱脂(国内1社)
VI法(米)真空・加熱脱脂(国内1社)

Material(金属粉末)
水アトマイズ粉末(エプソンアトミックス、日本アトマイズ、三菱製鋼、神戸製鋼など)
ガスアトマイズ粉末(BASF、カーペンターなど)
カルボニル(鉄粉、ニッケル粉)(BASF、中国など)

さらに
粒度分布、平均粒径、タップ密度、形状 で
精度と焼結密度が大きく変わります
MIM製品からその粉末性状までわからないのですが一番重要です

Machine(成形機、脱脂装置、とくに焼結炉)
バッチ式真空焼結炉
バッチ式真空脱脂・焼結炉
連続炉
脱バインダー、還元反応、低蒸気圧金属の圧力コントロールなど
焼結炉の管理項目は多い 
とくに伝熱3要素を考えるとどの方式がベストなのか・・

Man(技術者、技能者)
技術伝承ができているか
小さな会社だと「個人」に依存しているところがあるようです

【日曜MIM知るINDEX】MIM指南書増補セルフ

【いつでもオンデマンド講習会】 【MIM技術伝道士HP】