古いデータを見つけたのでグラフ化した。油回転ポンプに水分が混ざると真空排気能力が著しく低下するのがわかる。MR200バージンの時は最高真空まで10分で到達するが、水分1000ppmの混入では60分も時間が掛かる。さらに2倍の水分2000ppm混入で90分になり、10倍の10000ppmでは最高真空度に達しないことがわかる。
【珈琲ブレイ句】MR200を使っても水分が混入すると真空度が上がらなくなり、始動切替開始が30分くらい遅れてきたら油を交換していました。気休めですが日常管理としては焼結炉扉の開放禁止も行いました。しかし、MIM脱脂焼結ではトラップしきれないワックスもRPに混入していきます、やはり恒久対策は、水分とワックスを除去できるアメロイドのクリーナーを設置するのがベストだと思います。RP2台にクリーナー1台を接続し隔日で切り替えて稼働していました。