2022年3月4日金曜日

RYERのロングテール戦略の脅威と小さな隙間

 米国にある世界最大のPIM(MIM、CIM)フィードストックメーカーRYER社を観て感じたことを共有します。

RYERのロングテール戦略について過去BLOG

RYER社は、世の中に存在するPIM用フィードストックのすべてを揃えるロングテール戦略をとっています。さらに、オーダーメイド注文も受け付けています。それは、「custom scale-up factors available service」お客様の好みで作り替えますよ!というサービスです。

現在カタログにあるMIMフィードストイックは752種類も存在しています。それ以外にもカスタムオーダーを受け付けている戦略には、ただただその「徹底ぶり」に感服します。

【珈琲ブレイ句】ただパクるだけでなく改良改善をしているのが凄いところです。例えば、触媒脱脂だと金型温度65℃(オリジナルは90℃)で成形できるものを揃えています。一方、国内フィードストックメーカーはどうでしょうか? 老舗の優良専門店なので安心なのですが、大型スーパーマーケットが隣接したら、お客様を取られ、すぐに斜陽化することでしょう。日本のおもてなしはcustom scale-up factors available serviceそのものだと思うのですが、けっこうのんびりやさんが多いのです。

 タイトルに記したRYERの隙間とは、確証はありませんが、日本発祥の3STD法(POM系、PMMA系、シングル系)フィードストックは取り扱っていない可能性があることです。国内MIMを3STD法で固めちゃえば、黒船は上陸できないというわけです。

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