市販されているMIMフィードストックの拡大率(伸び尺)をまとめたので共有します。D2219
なかでも拡大率1.216は、MIMの黎明期の名残だと思われます。この拡大率は精度±0.5%程度が限界の材料です。当時の金属粉末の品質(粉末形状、サテライト、タップ密度)が高くなかったため、バインダー量を多めに添加する必要がありました。焼結精度が悪いので今後衰退していくと思われます。
拡大率で最も種類が多いのは1.1669のグループです。これはBASF社の「Catamold-310N」と同等で、同社の量産実績精度は±0.3%を誇ります。
さらに注目すべきは、1.1515や1.1450といった、より小さな拡大率が存在することです。収縮率が抑えられていることから、これらはさらに高い寸法精度が出せることが推察できます。攻めていますね!!
