参考:Powder Injection Moulding International March 2013 vol.7 No.1 P53-P66
《第一世代》
Udimet 700
Inconel 718
Inconel 625
Inconel HX
《第二世代》
Inconel 713, 713LC
Nimonic 90
Udimet 720, 720Li
Inconel 100
GMR-235
MAR-M247
N18
《用途》
航空機エンジン(圧縮器静翼、ハニカムシール、調整レバー、ロックナット)自動車(ステーターベーン、ターボチャージャー)
《課題》
①
特性データがまだ不十分である。実用化のためには多くのデータが必要
研究が多いのはInconel718 続いてInconel625と713である
②
MIMバインダーが不純物の最大の供給源となるため、脱脂工程の最適化が必要
事例:ロールスロイスのInconel718製ステーターベーンではPMMAと水溶性バインダーを使い溶媒(水)脱脂と加熱脱脂にて完全にバインダーを除去してから焼結している
③
不純物の閾値レベルとその制御方法の規格化が必要
高真空が必要な場合バッチ炉が必要で、処理時間と高コストが課題になる
《追加の課題:あくまでも私見です》
・HIPを行うことが前提
・脱脂は溶媒脱脂が必須
・全数非破壊検査は必要になる
・熱処理が重要(結晶粒・析出物形状管理,溶体化&時効)
・クリープラプチャー試験(高温強度試験)
・高温疲労試験
《追加の課題:あくまでも私見です》
・HIPを行うことが前提
・脱脂は溶媒脱脂が必須
・全数非破壊検査は必要になる
・熱処理が重要(結晶粒・析出物形状管理,溶体化&時効)
・クリープラプチャー試験(高温強度試験)
・高温疲労試験