2020年10月13日火曜日

プラスチックのリサイクルから学ぶ

 東南アジアで行われているプラスチックリサイクルは画期的である。内容は以下の通りで、3種類の材料から簡単に煉瓦やタイルなどを製作している。砂を混ぜて強度を上げる複合材料の事例もある。

《材料》1)ポリエチレンの容器や蓋 2)発砲スチロール 3)廃油(食用油)

《配合比》ポリエチレン(HDPE)40%、スチロール10%、廃油50%

《手順》初めに廃油を100~125℃で攪拌加熱する。その後200~230℃中、プラスチックを投入し攪拌、最終的に250~275℃で流しだす。ドロドロで流動性が高いが冷えると硬度が向上する。金型に流し込み冷却固化させて完成。安価な設備で量産ができる。

【珈琲ブレイ句】液体の油を50%も使うところがポイントですね。大胆ですが液体が多いので流動性・作業性が高く、さらに実用性もあるのでブームになっているようです。これってポリマーアロイ化しているんだろうな。

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