2020年10月16日金曜日

リープフロッグ型発展とMIMの未来展望

  リープフロッグ(Leapfrogging)とは、直訳すると「蛙の大きな跳躍」である。事例としては「スマホやオンライン決済などの新しいサービスは、インフラ未整備な新興国の方が先進国より早く受け入れられる。まさに蛙の様に先進国を飛び越えて発展する」。つまり「後から参入した方がお得という分野がある」ということである。

 2020年の今、国内のMIM技術も、「後から参入した方がお得」なのである。蛙飛びのチャンスは今ここにある。

《その理由》

・MIM技術の秘匿性はなくなり「誰でもできる」

・成形材料のMIMフィードストックは市販品を買えばよい

・脱脂・焼結炉も技術的に成熟して高品質なものを入手できる

・金属粉末利用AM技術(MIM用粉末利用の金属3Dプリンター)のブーム急上昇中。この脱脂・焼結はMIM技術なので転用が容易。

『AMからようこそMIMへの時代』が始まっている。


【珈琲ブレイ句】理由にもう一つ付け加えると・・・手前みそになりますが「MIM指南書」が11/1からAMAZONで販売されるから。この本はMIM業界初めてのガイドブックです。東京ガイドブックが今売れているように「MIMの歩き方」と呼ばれる日も遠くはない(妄想)。


【日曜MIM知るINDEX】MIM指南書増補セルフ

【いつでもオンデマンド講習会】 【MIM技術伝道士HP】