金属フィラメントが可能な FFFの家庭用入門機は6万円代から購入できる。一方ペレットを使うFPFは、1000~3000万円でプロ仕様である。このペレットのFPFは、ドイツのAIM3Dが有名であるが、国内にもすばらしい装置がある。それは京都のSlab社のもので、Granules Extrusion Modeling方式の積層装置である。Granules(粒、ペレット)を使った溶融積層装置である。この会社はCNC工作機械メーカーなので信頼性が高い。特許明細を観ると、材料の可塑化と移送にはバレルとスクリューを使い、定量等速押出にギヤポンプを採用しているところが差別化技術である。何と言ってもMIMフィードストックを積層できるのが最大のメリットであろう。
【珈琲ブレイ句】CNC工作機械メーカーであれば、FPFの積層装置はどこでも造れるように感じる。とくに射出成形機メーカーであればさらにハードルは低い。妄想だけど、いつも奇抜なプリプラ成形機等を造る日本のS社は開発中かもね??期待してます。