2019年12月25日水曜日

究極の高精度MIMのための課題を考えた

高精度MIMの目指すべき理想機能を明確化して日々研鑽することは重要である。下の3つの課題を克服できた時、究極の高精度MIMが完成する。

課題1.フィードストックが限界粉末量(最小バインダ量)であること
課題2.臨界粉末量のとき粉末(球体)は点接触するが、射出成形できる最低限の界面活性被膜(ナノ被膜、ナノ粉末)を有し、
課題3.この被膜は脱脂中(900℃まで)に揮散し球体粉末を完全に金属接触させることができる。それ以降粉末のネッキング・焼結へと移行させる。

これらができたとき、収縮率は最小化し精度は最大化する。バインダーの種類に依存しない。

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