最初の失敗は全く成形できないことだった。原因のひとつは限界粉末量(Critical Solid Lording) を追求するあまりバインダー量を絞ったため、全体重を掛けて射出しても金型ランナー部でショートした。不本意であるがバインダー量を増やしていき、40vol%まで増やさないと手動で射出成形できない、残念無念だ。でも、腕から伝わる材料が流れる感覚は貴重な体験である。(限界粉末量は諦めていません)
来年は、MFRメルトフローレイトで粘度を測定する。構成は、島津製万能試験機に手作り治具(200Vヒーター内蔵)を置いて、「なんちゃってMFR」を試行する予定である。いつものようにいろいろ失敗すると思われるが・・楽しみである。