2022年11月19日土曜日

【無料・解説抜き刷り】Metal AMとMIMの共存共栄の時代

「Metal AMとMIMの共存共栄の時代」の抜き刷りを無料で希望者に差し上げています。

終了しました。 こちらで公開を始めました(2023/08/10)

《申込み》弊所HPの無料相談欄に記載のメールアドレスへ申し込んでください。送料も無料です。

抜き刷りサンプル(ぷらすとす日本塑性加工学会誌、第5巻第53号2022-5別刷)


2022年11月18日金曜日

まったく新しい金属3Dプリンター2種

ASTM F2793-12AのAM標準プロセスカテギリー(8種類、2022年現在)に含まれない全く新しい金属3Dプリンターを2つここに記録しておく。

電気化学付加製造(Electrochemical additive manufacturing):イオン電導性電解質と電気通電により導電性表面に金属コーティングを行うもの。電解液を満たした注射器形状容器の中にプラス電極(例えば硫酸銅)を入れ、注射器先端と積層物表面との隙間にできる電解液滴にマイナス電気を印加することで局所的に金属(例えば銅)を堆積(メッキ)させて造形するもの。

選択的粉末堆積法(Selective Powder Deposition 3D Printing process):坩堝の中にセラミック粉末(サポート)と金属粉末(造形物)を造形物形状になるように選択的に敷き詰めていく。積層後に含侵用金属(インフィルメタル)を上面に載せて坩堝ごと加熱炉に入れ、含侵金属を溶融させ、金属造形物のみへ含侵させるもの。

【珈琲ブレイ句】両方とも安価(100万円未満)な装置を実現できる可能性があります。また、前者は微細な造形物を造れるメリットがあります。デメリットは原理がメッキなので金属はCu、Ni等で合金は採用できないところです。後者のメリットはとにかく手軽に金属造形物ができるところ。まるでサンドアートを作る感覚なのです。メリットでありデメリットなのは、金属粉末は焼結しないところ(体積収縮しない)、インフィルメタルで含侵させた金属体であることがデメリットですが、超硬WC粉末を造形できればメリットになりますね。

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2022年11月14日月曜日

Metal AMだけが活躍する世界

 Metal AM分類の中の「Indirect」の「Sinter Based Metal AM(MIM Like AM」は5種類存在します。それは、材料押出法(MEX)、液槽光重合法、スクリーン印刷光重合法、融解積層法(CMF,Solbent Jet)、バインダージェット法(BJT)です。すべて金属粉末を使用して脱脂焼結を行うもので、MIMの兄弟達です。

したがって世界的な3Dプリンターブームの中、MIM Like AMの導入からMIMへシフトしていく流れは自然なことでしよう。また、Metal AMで試作(RP:Rapid prototype)だけを行い量産は既存技術(精密鋳造、粉末冶金、鍛造等)へシフトする流れも同様です。

しかし、Metal AM だけしかできない全く新しい技術があります。それは次のような要求を満たすもので、Metal AMだけが活躍できる世界でです。

・超多部品一体化

・超複雑三次元形状(力学的理想形状の実現)

・ラティス構造による高強度軽量化


【珈琲ブレイ句】このMetal AMだけしか作れない世界は必ず残り成長していきます。それは内燃機関、ロケットエンジン、人工衛星、航空機、中空ブレードなどの超ハイスペック品やスーパーアロイ品に使われていくことでしょう。まったくMIMでは製造できない世界なのです。それから「だけ」ではありませんがコスパで有利なものとしては、一点ものオーダーメイド(テーラーメイド)の新規品や複製品の製造です。とにかくMetal AMはすばらしすぎます、脱帽です。

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