MIM用の金型を内製化するために必要な4Mを妄想する。さらに、MIM-like AMへの展開・発展性も考慮する。
Man:3D-CAD利用技術者、CAD-CAM設計者、機械加工技能士(NCフライス盤、平面研削盤、マシニングセンタ、精密器具製作等)、金型製作技能士(プラスチック成形用金型製作)、プラスチック射出成型技能士(方案設計および成形体品質確認)
Machin(加工):ワイヤー放電加工機、放電加工機、放電穴明機、高速回転高精密マシニングセンタ、NC竪型フライス、ボール盤、等
Machine(測定検査):定盤、ダイヤルゲージ類、ブロックゲージ、マイクロメータ、デジタルノギス、三次元測定機、二次元測定器、工具顕微鏡、等
Machine(MIM-Like AM):BJT、MEX、3Dスキャナー
Material:プレシジョンプレート類、MC工具類、セラミック砥石、ウッドスティック、研磨ペースト 等
Method:3D-CAD利用技術、CAD-CAM設計技術(工程設計)、機械加工技術
【珈琲ブレイ句】金型屋を始めるための4Mは多岐にわたることを再確認できました。金型屋さんは技術と技能の塊です。そう考えるとMIMメーカーが金型屋を始めるには周到な準備と育成期間が必要であることがわかります。初めは金型屋さんと仲良くすることが近道だと思われます。
蛇足ですが・・・金型屋さんがMIMを始める方が楽勝です。なぜなら、成形機と脱脂焼結炉を購入すればMIMを始められるからです。さらに、プラスチック成型屋さんなら、初めから射出成型機とその技能はあるし、金型の知識経験も豊富なので、さらにMIMを始める敷居が低いのです。